2004-08-01から1ヶ月間の記事一覧

闘奴ルーザ#1(かきざき和美)

古代ローマあたりの闘奴漫画。この漫画が成年コミックなのには納得がいかないくらい、裸は出てくるもののいやらしくない。作者はファンタシーものが好きなのかも知れないが、架空であろうとも歴史物ならば、もっと考証をしっかりして貰いたい。凡作。闘奴ル…

アミテージ・ザ・サード#1〜2(大棚ザラエ/池上竜矢)

オタクSF漫画。ライトSFには萎える。OVAとマルチメディア展開していたみたいだが、OVAの存在は知らない。マルチメディア展開していた漫画で傑作は『パトレイバー(ゆうきまさみ)』など、希有な例しかないのだろうか。すぐ古本屋に売るつもり。アミテージ・…

アニメがお仕事!#1(石田敦子)

アニメーター漫画。漫画家漫画は数あれど、アニメーター漫画は珍しい。作者のアニメに関する思い入れが強く感じられるが、その世代はどうも私と同じくらいみたいだ。けっこう年いってるのか。某君曰く「方言を話す娘さんは一割増し」だそうだが、主人公の広…

Lactin

牛乳を飲むと腹を下すのは乳糖を分解することが出来ないかららしい。牛乳を定常的に飲むほど好きでもないし、このサイト*1によると、健康上の効能もそう期待出来ないみたいだ。 このサイトの言うことを全て守ろうとすると、食物の選択肢がとても狭まり、好き…

舞姫(テレプシコーラ)#6(山岸凉子)

バレー漫画。少年漫画の王道が野球漫画だとするのなら、少女漫画の王道はバレー漫画なのだろう。最近の野球漫画では、一歩ひいた大人の視点から客観的に観察した『クロカン(三田紀房 )』 『おれはキャプテン(コージィ城倉)』『おおきく振りかぶって(ひ…

Backdoor trots

強い子になろうと、冷たい牛乳で作ったミロを500ml程飲んだ。すると、飲んだ2時間後くらいから激しい下痢。牛乳自体嫌いではないのだがたまに飲むと下痢することが多いため閉口する。下痢終盤には、便が白っぽくなり、臭いもマイルドになる。先日、野菜ジュ…

ジジメタルジャケット(泉昌之)

ロック漫画。ロック好きには溜まらないまんが。『しわあせ(山田芳裕)』と双璧を為すじじい漫画。いろんなロックスターをオマージュしているのだが、元ネタの分からないものも多数。こんなじじいになりたい。ジジメタルジャケット (単行本コミックス)作者: …

銀の三角(萩尾望都)

SF漫画。SF作品にインスパイアされた漫画家は多いだろうが、私にとって「古き良きSF」を最も感じさせる漫画家は竹宮恵子と萩尾望都の両女史だ。この作品も、いろいろな作品からのインスパイアを感じさせながらも良質のオリジナル作品となっている。正統派SF…

兵士に聞け(杉山隆男/本間一博)

自衛隊漫画。自衛隊は日本の鬼子だ。厭われ、存在を無視される。そんな中、モチベーションを保っていくのは難しいだろう。自衛隊が軍隊ではない、と言うのは、オリンピックがアマチュアの祭典だと言うのと同じくらい欺瞞だよなあ。兵士に聞け作者: 杉山隆男…

Spender

同僚から「金遣いがあらい」と言われる。確かに食費や本代はケチらないが、他は至って質素な物だ。酒も煙草もギャンブルも女遊びもしない。大体において、5桁以上の買い物を滅多にしない。 古本屋、無印良品、スポーツ用品店等をパトロール。古本屋で105円本…

ローマへの道(萩尾望都)

バレー漫画。やはり、舞台はフランス。この時期から萩尾望都は作品で、親に対するトラウマを繰り返し扱うようになる。『残酷な神が支配する』あたりまで来るとそれが昇華されて作品性になってくるのだが、この時点では「またかよ」「ブルーだ」的なとらえ方…

メッシュ(萩尾望都)

フランス漫画。竹宮恵子や萩尾望都などにとってフランスは特別な意味を持つ国なのだろうか。いや、1970年代の少女全てにとっての幻想の国だったのだろう。そして、1980年代に至り、幻想の対象は成田美名子や樹なつみによってアメリカに移る。この作品からは…

牌の魔術師(阿佐田哲也)

麻雀名人列伝。阿佐田哲也の作品は『麻雀放浪記』『新麻雀放浪記』『ドサ健ばくち地獄』程度しか読んだことはない。漫画版『麻雀放浪記』はオリジナルネタが多いと思っていたが、『牌の魔術師』など、他の阿佐田作品からもネタを持ってきていたのだなあ。点…

Loss

この週末もヒリゾ浜にシュノーケリングに行く予定だったが、台風のため中止。 昼に起きて掃除、洗濯、クリーニング屋。夕刻より出勤し雑仕事。夜は近所に住む元探検部員の某君*1と三島で飲む。博士号取得後、某国立研究機関で研究をしている彼と四方山話。日…

One-pot dish cooked at the table

パトロール後、涼しくなったから、と某君とちゃんこ江戸沢で豚キムチ鍋。365日毎日鍋を食べている、と言ってたのは藤本義一だったと思うが、私もそれくらい鍋物が好きだ。豆腐とゆで卵、バナナ、鍋物だけで生きていけるかも知れない。毎日鍋に付き合ってくれ…

Camera case

同僚の某君が浜松より仕事で沼津へ。浜松のカメラ屋に取りに行って貰ったデジカメを受け取る。近所の家電量販店やカメラ店にデジカメの予備電池とケース、ストラップを買いに行く。生産終了したマイナー機種ゆえ純正ケースは見あたらず、汎用のケースはどれ…

大山倍達、世界制覇の道(大山倍達)

大山倍達(崔永宜or崔倍達)の自画自賛本。大山倍達が、いわゆる在日であったことを考えると、作中で繰り返し出てくる「大和魂」「武士道」「日本人の誇り」と言う単語に引っかかる。この作品の中にも、他の作品の中にも大山倍達が在日だとの描写はどこにも…

Saline matter

就業時、特に外出の用事がない場合には、会社で仕出し弁当を取って食べている。あまり美味しくはないのだが、一食400円弱だし、出かける手間が省けるし、煮物や酢の物など、野菜比率も高いため、それなりに満足している。弁当に飽きた時や、急に何か食べたく…

飛葉#2(望月三起也)

アクション漫画。ワイルド7の続編だが、ワイルド7ほどのカタルシスは無い。画力自体は落ちていないと思うのだが、線からねちっこさが消えている。女の子の線や、銃の描写に線の甘い所が目立つ。作者もいい歳だから、体力がないのか。ワイルド7フリーク以外に…

Underwater camera

先日ヒリゾ浜で、久しぶりに水中撮影をしたら水中用カメラ心がうずいた。学生時代、サークルの備品であったミノルタのウェザーマチックを使ったことがあるのだが、すぐに壊してしまった。カヌーや洞窟で使っていたのだからやむなし。 普通のカメラを保護する…

八つ墓村(横溝正史/影丸穣也)

猟奇探偵漫画。この作品にしても、『トム・ソーヤーの冒険(マーク・トウェイン)』をはじめとするいろんな作品にしても、無灯火で洞窟内を探検すると言う描写はやめて欲しい。どう考えても無理だ。洞窟好きには外せない作品。八つ墓村 (講談社漫画文庫)作者…

Drier

ドライヤーを使う習慣はないが、某嬢になじられたので、無印良品でカーリングドライヤー購入。70%OFFで1050円也。

Adult-entertainment

大学院の頃、同研究室の某嬢に質問された。 「普通、金を払う際には、素人には出来ない職人技を期待するものだ。なのに、雑誌などを見る限りでは、入店したてのホステスや風俗嬢が珍重されているし、キャリアや年齢のさばも読まれている。わざわざ金を出すの…

爆音列島#4(高橋ツトム)

80年代暴走族漫画。作者は本物の族あがりなのか。族あがりの漫画家ってのはどうにもイメージが浮かばない。『湘南爆走族(吉田聡)』執筆当時の吉田聡はバイクに乗れなかったらしいし。爆音列島(4) (アフタヌーンKC)作者: 高橋ツトム出版社/メーカー: 講談社…

蒼天航路#32(王欣太)

三国志漫画。昔は三国志のキャラクターを想起する際には『三国志(横山光輝)』のキャラクターが浮かんできたものだが、最近では、『蒼天航路』のキャラクターが浮かんで来るようになってきた。脇キャラの回転が速すぎて、感情移入しにくいのだが、原作から…

おおきく振りかぶって#2(ひぐちアサ)

高校野球漫画。主人公に感情移入しにくいが、他キャラのタチがいい。群像もの路線か。表紙のカバー裏に従姉妹のルリちゃん初登場。本編では存在だけ示唆されていた幼馴染みキャラ。そのうち主要キャラとして登場してくるだろう。今もっとも面白い野球漫画の…

Fracture

「防波堤(高さ2m程度)から飛び降りて足を怪我した酔っぱらい*1」の診察結果が出た。ぽっきり骨折で全治1ヵ月とのこと。良く泳いでいたなあ。また、体調を崩していた某嬢は、寝込んでいるらしい。私の風邪も長引いている。遊びに行って怪我したり、体調崩し…

Hammer

朝7時起床。7時30分朝食。娘連中は6時30分起床で準備するはずが、確信犯的寝坊。私の周りの女性は皆時間にルーズだ。私が甘やかしすぎなのか? 朝5時30分に沼津を出発した同僚の某君夫妻も到着し合流。総勢9名で朝一番の渡船に乗り、ヒリゾ浜へと向かう。天気…

Self-responsibility

少し前に「自己責任」との言葉が流行った。 個人権利の行使と自己責任は表裏一体なのだから、個性の尊重、価値観の多様化が唱えられて久しい昨今では、以前よりも自己責任を問われることも多いのだろう。私も日常的に「それで誰それがいいと言ってるんだから…

Inn

22日早朝に現地到着する予定で、ヒリゾ浜へのシュノーケリング行を計画していたのだが、土曜日仕事だった某君が急遽参加不能になったため、行程を早めた。午後、浜松から友人達が到着。1ルームの我が家で7名の雑魚寝はきびしいし、時間のゆとりも出来たしと…