2004-07-01から1ヶ月間の記事一覧

日露戦争物語(江川達也)

歴史漫画。最初は『坂の上の雲(司馬遼太郎)』のパクリかと思っていたが、最近では、大分それ以外の資料からもエピソードが出てくるようになった。しかし、面白くない。江川達也は、原作や資料をただ漫画にするだけの作家に成り下がってしまった。多産出来…

キーチ!!#6(新井英樹)

通り魔殺人+誘拐+校内暴力+幼女売春+(以下略)漫画。甲斐君のお父さん、いい感じです。きっちり伏線引いてあったのね。やはり、新井英樹は熱い。キーチ!! 6 (ビッグコミックス)作者: 新井英樹出版社/メーカー: 小学館発売日: 2004/07/30メディア: コミック…

Royal style

休日出勤の後、夕刻より某君の海用品買い出しに付き合う。近所の大規模郊外型スポーツ用品店でマスク、シュノーケル、フィン、ラッシュガードを全て買わせる。よく分からんから、というよく分からん理由で全て最高価格のものを買いそろえ、総額15000円程。 …

Horrendous traffic

仕事中、東名高速で沼津から富士まで移動しようとしたら、東名富士-清水区間が高波で通行止め。特に強風でもないのだが、台風の影響で、由比付近の臨海区間が波をかぶっているのだろう。下り線は富士インター出口で全車おろされるため、大渋滞。 通常は15分…

Citation

仕事関連で顧客から表彰されるため、表彰式に出席。その後に講習会も行われるため、会場には300名程の参列者が居る。表彰は4業務。 主催者側から参列者(業者)に対し、「頑張っていい仕事をして、みんなが表彰されるように」と挨拶しているが、評価なんて相…

Apprentice system

夕食は珍しく料亭に。メニューは順不同で、 スッポンのヴィシソワーズ 茄子のウニ乗せ焼き 鱧の落とし 冬瓜の蟹あんかけ 鮎の塩焼き もずくの土佐酢 あぶりハラモ鰹 ヒラメとメジとアワビのお造り 甘鯛の炊き込みご飯 お吸い物 漬け物 デザート 他にも数点あ…

Barium

会社の健康診断で病院へ。「血圧の上が100、下が52でちょっと低いですね」と言われるが、上が100を切っていたこともあるから、体質なのだろう。血圧を上げるため、頑張って塩分を沢山摂取しているのだが、効果がない。塩分摂取量と血圧の相関は都市伝説なの…

OPEN MIND#1(芳崎せいむ)

こころのお医者さん漫画。まだまだ日本では心を病んだ人に偏見が存在すると言うが、周りに心の病んだ女性が何人か居るから、自分は特に偏見を持っていないと思う。障害者は障害者である故に差別されることを嫌がり、同時に特別扱いされることも嫌う。腫れ物…

ジャイアント#7(山田芳裕)

日本人メジャーリーガー漫画。昔、何かの雑誌で宮崎駿が「実写で出来ないアニメならではの表現をしたい」と発言したを読んだ。なるほど、リアリティーを追求していては実写にかなわないから、アニメならではの表現で勝負するのか、と感じ入った。山田芳裕の…

Underwear

昼休みに郊外型大規模書店で涼んでいたところ、通路の真ん中に黒い布きれが落ちていた。どうやら、クシャクシャに丸まった黒いレースのパンティーのようだ。立ち読みしながらそちらをチラチラと横目で見ていたのだが、周りの人間も皆そちらを横目で見ている…

ダイバー漂流 極限の230キロ(小出康太郎)

身一つで230km漂流して生還したダイバーの実録物。 成功から学ぶことよりも、失敗から学ぶことの方が多い。 ダイバーや漂流者の死因は、生理的に衰弱したものではなく、発狂に起因するものの方が多いと言う。過去の遭難例、救助例に知悉していれば、その例か…

Pool

某嬢とつま恋*1へ。割引券を持っていたため、施設への入場料1000円が無料に、プール施設利用料金2100円が1200円になった。しかし、こういう施設の料金と言うのはまったくもって人をなめている。割引券が大量に出回っている中、正規料金を払うと、とても損を…

Marriage ceremony

私の中・高の同級生と私の元同僚の結婚式。二人が上手く行けば私のおかげだし、上手く行かなければ二人の相性や甲斐性のせいなのは言うまでもない。15時30分から受け付け開始と言うことで15時25分頃に着いたのだが、ロビーに居るのは高校の同級生の某君のみ…

Eel

朝、会社の同僚とその奥さん(彼女も元同僚)と三人で連れだって沼津から浜松へ。11時少し前に鰻の清水屋*1へ。開店前から3組。10人程の人が待っており、我々は整理券4番。11時の開店と同時に入店するが、食べ終わった11時45分頃には既に整理券が33番まで行…

武神戯曲#2(上田宏)

京劇漫画。主人公がタイムトリップして1920年代の北京へ...との設定はありふれている。主人公を狂言回しとすれば、解説しやすくなるし、感情移入しやすくなると言うのは分かるが、作品全体が陳腐な感になるのも否めない。京劇なんてまったく心得もないのだが…

Service

近所に、コーヒーをサービスで付けている定食屋がある。焼き魚定食や天丼のあとにコーヒーを飲みたいとは思わないし、そもそもコーヒー自体を好きではない。そこで、コーヒーは不要だと告げるのだが、遠慮している(?)と思われるのか、毎回妙にコーヒーを押…

鋼の錬金術師#8(荒川弘)

少年向けファンタジー漫画。今時のオタク心を鷲掴みにしている。仮想世界でも世界観の整合性が気になる人にはおすすめ出来ない。月刊誌ベースなので、進行が遅い。ほんとは完結してから一気読みの方が向いている作品なのだろうなあ。しかし、まことにアニメ…

死化粧師#2(三原ミツカズ)

遺体衛生保全漫画。embalmingなんて、この漫画で始めて知った。死体を巡る人間ドラマ。三原ミツカズをデビュー以来追いかけているが、最近は美しさを求めるあまり、ドラマが少なくなってきた気がする。ゴスロリの巨匠にもなると、あまりコミカルなものは描け…

さくらん(安野モヨコ)

花魁漫画。安野モヨコにも考証のしっかりした真面目な漫画が描けるのだなあ。花魁の出てくる作品は見たことがあるが、主役とした作品は少ないのではないか。借金に縛られた花魁が描写されているが、当時の貧農と色街を比較すると、働いている連中にそんなに…

Beauty salon

週末の結婚式、来週の表彰式*1に出席するため、散髪へ。普段は妹に切って貰うのだが、そんな暇が無さそうなので、適当に店を探す。先月行った美容院は、下手くそだったので、二度と行かない。ねーちゃんやおじさん、おばさんのセンスで切られたくはないし、…

私達は繁殖している#ピンク,ブルー,レッド(内田春菊)

流産〜妊娠〜出産〜育児漫画。子供は好きじゃないのだが、とりあえず、誰かを孕ませてみたくなる。妊婦やその連れ合いは必読。私たちは繁殖しているピンク (角川文庫)作者: 内田春菊出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2001/02/01メディア: 文庫購入: 2人 ク…

Monk

夜半、友人の結婚式の件で坊主*1に電話。いろいろ忙しくて、時間も取りにくいと嘆いている。宗教談話ひとしきりした後、「そろそろ向こうから怒られてるからリネージュ2に戻らんと」だと。この生臭坊主めが。密教の坊主は聖職者ではなく、永遠の修行僧なのだ…

吼えろペン#11〜12(島本和彦)

漫画家漫画。ビニール袋をかぶった状態で11巻と12巻同時発売なんてことをされると、11巻は購入したかどうか自信が無くなり、購入を迷う。掲載紙で毎月読んでいるが、このテンションを保っていられるのは凄い。吼えろペン 11 (サンデーGXコミックス)作者: 島…

とわにみるゆめ。(三浦蘘冬)

仮想世界でのロボットと人間のふれあいを描いた漫画。掲載紙が快楽天だったせいで、不要なエッチシーンが多い。リリカルなストーリーと緻密な絵には実力を感じる。おでこちゃん好きな身としては、おでこちゃん多数に萌え。どうあってもパ・リーグの漫画家だ…

Generation

70才を過ぎている方の論文をチェックした。その方は、東大出身で、博士号も技術士も取得しているのだから、修士号しか持たない私が口を挟むのもおこがましいのは重々承知している。とは言え、自分では気付きにくいケアレスミスくらいは指摘できるし、他人の…

英雄〜HERO〜

始皇帝暗殺を題材にしたアクション映画。ワイヤーアクションの極北。飛びすぎ、回りすぎでやりすぎ。もっとピンポイントで効果的にワイヤーアクションを使えばいいのに不自然極まりない。画像は大変に綺麗で、ティム・バートンと張るくらいにどのシーンも絵…

座頭市

たけし版の座頭市。勝新太郎版の座頭市は、ハンディーキャップを持った座頭市が社会の底辺から世の中を仰ぎ見ると言う立ち位置で、騒動に巻き込まれる道化回しだったのに、本作の座頭市は積極的に騒動に介入している。例えば、最初の賭場のシーンでヤクザを…

Seaside season

常日頃、周りの人間に「夏になったらヒリゾ浜に行こう」と声をかけていた。返事はあまり芳しくなかったのだが、この3連休になって、「で、いつ行くの?」的な連絡多数。暑くならないとスイッチが入らないのか。海の日である今日こそ海に行きたかったのに、3連…

満月の夜 SPECIAL(原田梨花)

お気楽恋愛漫画。原田梨花どろどろしているはずの内容をさっぱり描く。本編である『満月の夜』の外伝。世の中、こんなに上手く行くといいよなあ...。満月の夜SPECIAL (Feelコミックス)作者: 原田梨花出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 1998/12メディア: コミッ…

告白〜コンフェッション〜(福本伸行/かわぐち かいじ)

山岳人間ドラマ漫画。『カイジ』等で特殊漫画ばかり書いている原作者と『沈黙の艦隊』の作者のセッション。ケレン味のあるストーリーに緻密な絵が説得力を与えている。極限状況での人間行動は面白い。 はからずして、同じ日に雪中山小屋における殺し合い作品…