2004-08-01から1ヶ月間の記事一覧

Flexibility is stronger than stiffness.

柔よく剛を制す、と言う。 しかし、柔道をはじめ、大概の格闘技は体重制だ。柔(技術)の程度が同様ならば、やはり剛(力、体格)に勝る者が勝つと言うことなのだろうか。 故大山倍達は「技は力の中にあり」と言ったが、こちらが真実なのだろう。 また、武道…

神秘家列伝(水木しげる)

スゥエーデンボルグ等の神秘家を紹介する漫画。水木しげるの作風故、荒唐無稽な内容がそれなりの説得力を持ってしまう。オカルトは心理的効果以外はあんまり信じられないのだが、この本はそれなりに楽しめる。神秘家列伝〈其ノ壱〉 (角川ソフィア文庫)作者: …

武士道(新渡戸稲造)

5000円札に描かれた新渡戸稲造の代表作。原本は1900年に英文で出版されており、その後いろんな版の日本語訳が出ている。誰の訳かは失念したが、高校時代に図書館で借りて読んだ覚えがある。文語調で読みづらく、内容も失念した。今回読んだのは奈良本辰也訳…

PIZZA-LA

学生時代、台風の日に外出するのが億劫で、宅配ピザを頼んだことがある。「30分以内にお届け出来なければ無料」キャンペーン中だったのだが、到着したのは45分後くらい。しかも、泥だらけで膝小僧をすり向いたバイトの兄ちゃんが半泣きで 「すいません、途中…

Runaround

某嬢が明日から2泊3日で友達と二人で伊豆に旅行に行くのだが、いまだ明後日の分の宿が取れていないし、何ら計画も立っていないと言う。行き当たりばったりで旅行に行こうと言うその根性に感心するやら呆れるやら。資金が潤沢であったり生活力があったりすれ…

Breaststroke

オリンピックをテレビで見ていて気付いた。平泳ぎが違う。私が泳ぐ際には、2ストローク1ブレスでもっと忙しく泳いでいる。それに比べてオリンピック選手達は、1ストローク1ブレスで身体を伸ばしながら、バサロっぽく蹴りを入れたりしている。これは私が素人…

オーケンののほほん日記(大槻ケンヂ)

筋肉少女帯の大槻ケンヂによる1995年前後の日記。途中でUFOに傾倒したり、不安神経症を患ったりと、なかなか波乱に富んでいる。私は脳・神経系の病気に無縁なのだが、周りに患っている者が多い。彼ら、彼女らの心が少し分かる気がした。1992年頃の学生時代、…

傭兵団旅記シェフ(紅林直)

中世フランスの傭兵漫画。シェフは英語で言うとChiefだから、コック長の他に隊長とかいろいろな意味でも使われるのだろう。そう言えば『暴力大将(どおくまん)』の英語題もViolence Chiefだったなあ。内容的には、漫画化もされた『傭兵ピエール(佐藤賢一)…

Summer cold

土日+月曜日の盆休みが終了し、本日より通常業務。昨日よりノドが痛み、鼻水が止まらない。一昨日のカラオケでノドを痛めたところに、雑菌が入り、一昨日くらいから急に涼しくなった温度変化も併せ風邪となったのだろう。一日適当に過ごして定時にあがるつも…

Hooker

行きの教訓を生かし、浜松-静岡間はひかり、静岡-沼津間は在来線としたら、金額が1800円程安くなり、到着時間は大差なかった。 沼津駅まで某君に迎えを頼んだのだが、勘違いした某君は三島駅へ。沼津駅で30分程待つ。ロータリー脇で立っていると聞くとも無し…

Date

某嬢と新しくできた定食屋でランチ。外見は小綺麗だったが、中身は普通の定食屋。値段が安いのはいいが、デートには向かない。 食後、8月19〜21日まで友人と旅行に行くと言う彼女のため、書店で旅行ガイドブック等を漁る。お盆時期に、しかも残り一週間も無…

ストリートファイター

ゲームを実写化したアクション映画。B級コスプレっぽいキャラが多いのだが、我が愛しのザンギエフだけはそっくり。これ、今作ったらCGとワイヤーアクションバリバリなのだろうなあ。突っ込みどころ満載過ぎて言い出したらきりがない。スト2への思い入れがあ…

Patrol

昼飯は幼馴染みのやっているラーメン屋へ。彼は佐野某の弟子で、無化学調味料、国産厳選素材を売りに店をやっている。四月来、開店-休業を繰り返していたので心配していたのだが、経営不振とか体調不良ではなく、昨年の冷夏の影響で国産強力粉が入手出来ず、…

Homily

高校の同級生の某君の家に物を取りに行ったら、そのご母堂に説教された。曰く「あなたももういい年なんだから早く身を固めなさい」「あなたのお母さんが亡くなってから久しいけど、絶対にお母さんもお墓の中でそう思ってるわよ」「お母さんの代わりに言って…

Train

盆休みにはまたヒリゾ浜にシュノーケリングに行く予定だったが、雲行きが怪しいため、浜松の実家に急遽帰省。沼津駅から在来線で一駅東京方面に逆戻りした後、三島駅から浜松駅まで新幹線の切符を買った。お盆期間は料金も上がっている上に格安乗車券(回数…

ドン・ジョヴァンニ(福山庸治)

モーツァルトのオペラ『ドン・ジョヴンニ*1』をモチーフにした漫画。主人公のドン・ジョヴァンニには旗本風の侍、従者のレボレッロには町奴風のロボットを、元愛人のドンナ・エルヴィーラには小姓風の美少年を配している。キャラ設定は無茶苦茶だが、ストー…

まんがサイエンス#9(あさりよしとお)

科学啓蒙漫画。学研の『五年の学習』や『六年の学習』に連載されている。さすがにこの掲載紙は立ち読みが難しいし、まとめて読んでこそ面白いので、単行本で購入する甲斐がある。この巻では人体などが扱われている。あさりよしとおは科学心をわかっている。…

Lunch

御殿場市で昼飯を食べようと、良く行くレストランに行った。ランチタイムサービスがとてもリーズナブルな店なのだが、入り口に「8/9〜17までランチタイムサービスは休ませて頂きます」と貼り紙がしてあった。別の店に行くのも面倒なので、その店に入ったのだ…

HIRAI, Ken

今日、ゴシップ誌を立ち読みしていたら、平井堅がゲイなのは周知の事実だと書かれていた。私の直感*1もあながち間違ってもいないのだろうか。 *1:http://d.hatena.ne.jp/yano_zeon/20040621

野蛮の園#2(西川魯介)

オタク向け青春スラップスティック漫画。めがねっ娘満載で、ロボ、ショタ、図書委員長、妹など小ネタ満載。妙にドイツ語使用率が高いと思ったら、作者は高専出身で、高専入学時から第二外国語としてドイツ語を学んでいたとのこと。余技として大学で習ったド…

Television

高校時代、線の向こう側の住民のためのものだと確信していたから、ごく一部のカルト番組やオタク向けアニメを除いて、ほとんどテレビを見ていなかった。代わりに、と言うのも何だが、図書館で借りてきた本をいつも読んでいたので、高校卒業時には二位のダブ…

黒田三十六計(平田弘史)

黒田官兵衛を扱った時代漫画。平田節は健在だが、多作品に比べると今ひとつ迫力が足りない。平田作品は虐げられた人の気骨に男気があらわれるのだから、良家の武士だった黒田官兵衛では被虐度が足りないのだろう。とは言え十二分に読む価値のある作品。黒田…

Pile

昔、日本人の七割は痔だと新聞の広告に書かれていた。子供心にそれが刷り込まれていたが、友人等から痔持ちの話をほとんど聞いたことがない。大学時代の先輩が、サハリンに地質調査に行った際に、何日も風呂に入れず、痔になったとの話を聞いたくらいだ。尾…

Can the leopard change his spots?

亡祖母は、幼少時の私に「刺激物は身体に良くないから、辛い物を食べ過ぎると馬鹿になるに。だからクロンボや土人(発言ママ)は馬鹿ばっかだら」と言い続けていた。大正生まれではあっても、女学校を出て看護婦になり、東京や大阪にも住んでいたモダンな祖…

バジリスク-甲賀忍法帖#5(山田風太郎/せがわまさき)

忍法漫画。原作を読んだ覚えはあるのだが、細かい内容を忘れてしまっている、と言うか、多作品と混ざってしまっている。山田風太郎の奇天烈な原作を絵にするのは大変だったろうが、原作のおどろおどろした中の妙な説得力が減ってしまっている。CGの多用はい…

Asian food

夜、浜松から上の妹が訪ねてきて、近所のアジア料理屋*1で夕食。 サマーロール(生春巻き) タイ風海鮮マリネサラダ タイラーメン(ビーフン) コーリャンバーベキュー 鶏肉のタイ醤油煮 などを食す。韓国、ヴェトナム、タイと無節操なメニュー。アジアンフ…

Sunburn

朝、出勤時に弟達3人を送り出す。 遊び疲れと日焼けのせいで一日倦怠感が取れず。 先日までは蒼天を仰ぐたびに「何でこんな天気の良い日に仕事なんじゃ!!」「ヒリゾ浜に行きたい!!」とストレスを溜めていたのが、「とりあえず、お腹一杯。日焼けが収まるまで…

火垂るの墓

この映画を単純に「反戦」と捉えるのはいかがなものかと思う。勿論、背景に戦争があるのは確かなのだが、悲劇は全て戦争のせいだとするのは短絡的であり、そこで思考を停止したら悲劇は無くならないのではないか。悲劇を生み出すのも感じるのも人の心なのだ…

Snorkeling

念願の今夏初ヒリゾ浜。 朝3時に浜松を出発した車が朝5時に沼津の我が家まで迎えにきた。運転を交代し、4名で一路ヒリゾ浜へ向かう。途中コンビニで酒類と朝食を買い、7時20分現地到着。荷物を下ろしている間に東京から電車+バスで来た弟+友人4名の計5名が合…

闇金ウシジマくん#1(真鍋昌平)

金融漫画。同作者の『スマグラー』や『THE END』に比べ、大分読みやすくなった分、迫力がなくなった。小学館と講談社の編集方針の差なのか、一般誌とマニア誌の差なのか。闇金ウシジマくん 1 (ビッグコミックス)作者: 真鍋昌平出版社/メーカー: 小学館発売日…