2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧

神南火(星野之宣)

歴史、神話を下敷きにした伝奇漫画。 最近の星野はSFものよりも伝奇ものの方が面白い。『宗像教授異考録』シリーズもそうだが、星野作品は、諸星大二郎の『妖怪ハンター』シリーズより歴史公証がしっかりしているが、奔放さに劣る。前述した2シリーズと異な…

Addiction

友人達は、朝起きて一番最初にmixiをチェックすると言う。目覚めたらまず一服と言う人はニコチン依存症だし、目覚めたらまず一杯という人はアルコール依存症なのだから、目覚めたらまずチェックと言う人はmixi依存症ではないだろうか。依存症のメカニズムか…

しあわせ(戸田誠二)

私は男らしく、ポジティブに生きたいと願っているが、心の中には少年も、乙女も、弱虫も住んでいる。ネガティブで、繊細な部分の私は、戸田誠二の作品を好み、救われる。戸田作品は、自分だけが考えすぎているのではない、こんな自分でもいいんだと思わせる…

Squandermania

例えば、マヨネーズや、トイレットペーパー、シャンプー、洗濯用洗剤など、消耗品の残りが少なくなってきたとしよう。その時の対応で人は三種類に分類される。 特に変わらない 普段よりセーブして長く持たせる 普段より贅沢に使って早く使い切る 私は明らか…

黒澤明と「七人の侍」(都築政昭)

映画『七人の侍』のストーリーを追いながら、創作の内情についてレポートしているドキュメント本。『七人の侍』は10回以上繰り返し見ているので、台詞もほとんど全て覚えているのだが、その台詞一つ一つについて詳細な解説があり、黒沢は理詰めで映画を作っ…

Spring eating

昨日の晩飯は、天丼+ラーメンセットだったけど、足りなくて帰りに吉野屋で豚丼を食べた。 今日の晩飯は炒飯とあんかけ焼きそばを食べた。 やっぱり、炒飯に玉ねぎは入れないで欲しい。 春は食欲が湧くね。

プチクリ(岡田斗司夫)

プチクリとは、プチ・クリエイターの略で、岡田斗司夫の造語である。それで生計を立てているクリエイターをプロクリ(プロ・クリエイター)と、それで生計を立てて居ないクリエイターをプチクリと定義し、「楽しくクリエイトすることが大切であり、プロであ…

X-rated

若い友人も多いし、年下の彼女が居るし、若い服装をしているし、独身だし、太って居ないし、白髪もないし、はげても居ないしで、実際の年齢よりも少し若く見られることが多いが、三十代半ばなれば、どう贔屓目に見ても二十代にまでは見えないだろう。 書店の…

イカロスの山#1(塀内夏子)

20年前、私がまだ高校生の頃、『おれたちの頂(塀内真人←後に塀内夏子に改名)』が週刊少年マガジンに連載されていた。今でもメジャーとは言えないが、当時は更にマイナーだったクライミングを扱った漫画であり、中学生だった主人公達は、そのままエベレスト…

Ninja

ダーツのスローラインからダーツボードまでの距離は244cm、ターゲットとしているブルの直径は4.4cmである。風のない室内で、最も投げやすく作られている専用のダーツを繰り返し繰り返し投げてもそうそうブルには当たらない。 で、忍者を考えてみる。244cmの…

出家日記 -ある「おたく」の生涯(蛭児神建)

高校時代の同級生にY田と言う男が居た。「毛の生えた女は不潔だ」と広言して自らロリコンを標榜し、大のアニメ・特撮ファンだった彼は、生粋のおたくだった。もっとも、宮崎勉など猟奇的ペドファイル達が台頭するまで「ロリコン」は、一昔前の「萌え」と同様…

Moto-compo

友達のB君から「こんな物を秋葉原で見つけた」とのメールが来た。 百式仕様のモトコンポ。 かなりツボ。 でも、百式ってアナハイム製だっけ? 今、わしの車はリアトランクにジオン軍エンブレムが付いているだけだけど、こんなの見たら、なんかモデファイして…