100個めのタマゴ -8年7ヵ月の涙と笑いの不妊戦争(うえさき ひろこ)

不妊治療の闘病(?)記。無精子症や、排卵がない場合を除くと、妊娠も不妊も確率の話になる。不妊治療とは、妊娠の確率を上げるために施す様々な作業のことであり、どこまで行っても「確率の上昇」にしかならない。そして、タマゴは月に一回排卵されるだけ。順調に行ってもチャンスは年に12回しかなく、閉経すればそのチャンスもなくなる。
さて、私はいまだに他人様を妊娠させたことがない。いつかその必要が生じた際、そしてそれが順調に行かなかった場合の力になる一冊。

100個めのタマゴ―8年7ヵ月の涙と笑いの不妊戦争 (新潮OH!文庫)

100個めのタマゴ―8年7ヵ月の涙と笑いの不妊戦争 (新潮OH!文庫)