プロデューサーズ

元々舞台ミュージカルを映画にしたとのことだが、舞台作品を映画化した場合に良く見られる大阪的こてこて感たっぷり。あか抜けない感じが何ともいやはや。主演のネイサン・レインは日本で言えば西田敏行的な俳優なのか。あか抜けない女優を演じていたユマ・サーマンだけが飛び抜けて美しく、あか抜けていた。ゲイとナチスを笑い物にするセンスもこてこて。やはり舞台作品はスクリーンではなく、舞台でこそ見たいものだ。