Meat

yano_zeon2006-03-07

肉が好きだけど、ちょっと悩む。
悩みの一つは、レア肉や生肉を食べると腹を壊すこと。
牛乳でも、生肉でも腹を壊すなんて、私の腹は軟弱だ。
それでも懲りずにいつもレア肉を食べているのだが。
別の悩みは「みんなが肉食をやめれば飢える人達は居なくなる」と言う事実。
約1kgの牛肉を作るために用いられる穀物は16kgだと言う。
第三世界で粟や稗も食べられない子供達が居る中で、先進国ではそれら穀物を大量に消費して、食肉を生産している。
家畜に食べさせる飼料を人間の食用に回せば、世界の食糧事情は好転する。
これは養殖魚も同じで、大量の鰯や雑魚を用いて少量の高級魚に変換している。
もっとも、第三世界の食糧事情が好転して、更なる人口爆発が生じるようでは本末転倒なので、人口管理も同時にしなければならないが。
しかし、環境問題を云々し、自然破壊に心を痛めるのならば、肉食をやめ、あるいは減らし、耕地面積の縮小に貢献するべきではないか。
更なる悩みは、とさつの現状。
魚、鶏、猪、野豚、猿、豆鹿などを自分でしめて食べたことがあるが、現代のとさつ現場の状況を見るにつけ、萎える。
肉好きの私は、肉を購うことにより、とさつ業者の方々にこれらとさつを代行させているのだから、この業も私自身が背負うべきものである。
全ての肉食者は目を背けてはならないのではないだろうか。
とりあえず、常に「肉を無駄にせず、残さず食べよう」と心掛けているが、さらに少し肉食の量を減らそうかとも思う。
(以下のサイトには残酷表現が含まれています)
http://jazzmens.net/vegetarian/pics_killed.htm
また、肉食は我慢出来ないと思うけど、毛皮なんてなくても問題なく生きていけるのだから、毛皮製品の購入はやめようと思う。
(以下のサイトには残酷表現が含まれています)
http://www.fur-free.com/
人が生きていくことによって、様々な業が生じる。
それはやむを得ないけど、少しはその業を減らすことが出来るんじゃないかな。
独りよがりな感傷でしかないのは分かっているんだけど。