Loser dog

yano_zeon2006-02-22

勝負事において、最も楽しい関係は3勝2敗くらいではないだろうか。
5戦して0〜1勝、4〜5勝では緊張感がないし、2勝3敗では悔しくて枕を濡らしてしまう。
さて、昨日はダーツのリーグ戦があった。
我がチーム「鷹の目」は2試合連続で15ゲーム中1勝14敗である。
私が出場した試合はダブルス、シングルス合わせて0勝5敗。
まあ、言っては何だが、勝負になってないボロ負けである。
これが接戦の末の敗戦ならば、修正点や克己心も浮かび上がるのだが、大敗だと小手先の修正では間に合わない。
対戦相手「Bastos」メンバーがK2でほぼ毎日3〜4時間投げ込んでいるのを目の当たりにしている。
私の投げ込み時間は彼らの半分程度であり、我がチームにおいて、彼らの投げ込み量に匹敵するのはキャプテンのBRSさんぐらいだ。
だから、負けを受け入れ、納得してしまう。
私個人に関して言えば、根本的に実力、安定性が足りていない。
実力を上昇させるには、基本的には努力しかないのだが、現在週3〜4回、合計10時間程の練習をこれ以上増やすのは難しい。
と言うか、何か(仕事時間、読書時間、交際時間、家事時間等)を捨てなければこれ以上ダーツに注力出来ない。
自分でそう納得しているのだから、勝てない状態、腕前が上昇していない状態も甘んじて受け入れざるを得ず、残り6試合も勝てる気がしない。
「前シーズンも勝ち目がない状態からミラクルをものにして優勝出来たのだから今回も」とポジティブに考えた次の瞬間には「続かないからこそミラクルなのだよな」とネガティブに、現実的に考えてしまう。
大体において、ミラクルを願っている時点で負けである。
根本的な力量を有した上で運や流れを引き寄せねばならないのだが、力量を確保出来る自信がない。
きっと私が犬ならば、しっぽが垂れ下がり、卑屈な表情をして、他の犬と目を合わせない状態だろう。
負けてんじゃねーよ、わし!!