Massage

yano_zeon2006-02-01

『結婚ってどうよ!?(岡田斗司夫、渡辺 由美子)』では、男が結婚相手に求めるものは「セックス付きの家政婦」と「若さ」だと言う。
『実戦!恋愛倶楽部(一条 ゆかり)』では、男が女に求めるものは「戦力」および/あるいは「癒し」だと言う。

さて、私の考える「素敵な(あるいは都合の良い)女性判断指標」は「マッサージが上手いかどうか」である。
マッサージが上手いと言う事実だけなら、ただの技能であり、それが出来なくてもプロにマッサージして貰えばいい。
そもそも私はこり性ではないから、まったくマッサージの必要はないのだが、マッサージが上手いかどうかは、とても重要なのだ。

  • 1.心理距離と肉体距離

マッサージの好きな女性は男の身体が好きである。
特にいやらしい意味ではなく、相手の肉体に対して、生理的嫌悪感が少なく、肌と肌との触れ合いが好きである。
素直な愛情表現として手を繋いだり、腕を組んだりも大好きなことだろうし、過剰な潔癖性で旦那のパンツは汚いとかとも言わなさそうだ。
子供の世話をする際にも、我が身を粉にして愛おしく尽くしそうであるし、自分が寝たきりになっても献身的に介護してくれそう。
すなわち、マッサージの好きな女はスキンシップが好きで得意。

  • 2.共感力

マッサージをすることで女性に快楽はない。
しかし、マッサージが好きな女性は、相手が喜んでくれることを喜びと出来るタイプの女性である。
この共感力は女性にとって最も大切な資質の一つであり、この共感力があるからこそ、相手の痛みも喜びもを分かちあえるのである。
すなわち、マッサージの好きな女は共感力が高く、相手の喜びを自分の喜びに変換することが出来る。

  • 3. 受信能力、学習能力

いかにスキンシップが得意で、奉仕の心があろうとも、相手の反応を見て、相手の喜ぶことが出来なければ、マッサージが上手いとは言えない。
マッサージが得意であると言うことは、相手の反応を良く読み取り、自分の行為と相関付けて、相手の喜ぶツボを押すことが出来ると言うことである。
すなわち、マッサージの得意な女は受信能力、学習能力が高い。

女性がこれらの主張を口で言って男をだますことは出来る。
しかし、メイクや料理と同様にマッサージの技能をすぐに習得することは出来ない。

メイクが下手な女、料理が苦手な女と同様、少なくとも20代後半以降でマッサージが下手な女性は、経験値が無いのではなく、経験する機会を逸していたり、軽視していたり、実行する能力がなかったりする。
「必要に迫られればやる」「これから頑張る」なんて台詞を鵜呑みにするのは好意的を通り過ぎて間抜けですらある。

マッサージが上手いと言うことは、「素敵な(あるいは都合の良い)女性」の資質のうち、短期的な付き合いでは看破しにくいいくつかの実用的な資質を如実にあらわすのだ。

そこの君、身近な女性に「疲れたからちょっとマッサージして」と言ってみたまえ。

マッサージが上手くて、飽きずにしてくれる女性であれば、その女性は君のことを愛しているし、情が深く、スキンシップが好きで、共感力、受信能力、学習能力が高いと言うことである。
自分の徳、運、そう言う女性に好かれる自分の実力に感謝し、手放すような勿体ないことはやめましょう。

マッサージが下手で、すぐに飽きてやめてしまう女性であれば、その女性は君のことを愛していないし、情が浅く、スキンシップが嫌いで、共感力、受信能力、学習能力が低いと言うことである。
自分の徳の無さ、不運さ、そう言う女性にしか縁のない自分の実力に涙するか、すぐに関係を見直しましょう。