CORPSE BRIDE

「THE NIGHTMARE BEFORE CHRISTMAS」ファンの私としては「コープスブライド」には大きな期待を抱いて劇場に向かった。
「ナイトメア」では主人公ジャックのジレンマに共感し、サリーの純情さにも心打たれたのだが、「コープスブライド」では根性無しな主人公ビクターにも、間抜けな男にだまされて殺されたコープスブライド(エミリー)にも共感出来なかった。
お前ら、根性無さ過ぎ。
唯一、ビクトリアには反感を感じなかったが、キャラ造形が平坦であるため、特に感情移入も出来ず。
ストップモーションアニメを観て、ダニー・エルフマンの音楽を味わうだけでも十分に価値があるし、水準以上の面白さは持っている作品なのだが、満足出来ないのは「期待しすぎていた」せいか。
映画を楽しむ最大のコツはやっぱり「期待せずに観に行く」ことなのかなあ。

ティム・バートンのコープスブライド 特別版 [DVD]

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