Dear Friends

3年前の日記で以下のようなことを書いた。

趣味にも、天地人の三つの要素が大切だ。 例えば、一昨年くらいに、車で浜松の実家近くの峠を攻めていた時には、

  • 車を買った直後で嬉しかった、家庭の事情で遠出出来なかった(天の時)
  • 家から車で5分のところに丁度良く、盛り上がっている峠があった(地の利)
  • 友人と共に盛り上がり、またそれがきっかけで友人も出来た(人の和)
と、天地人全ての要素が好機を示していた。しかし、今は
  • 車を買ってから時間が経過して、新鮮味がなくなった(天の時)
  • 沼津に転勤になって、近くに好みの峠がなくなった(地の利)
  • 沼津で共に走ってくれる友人がいない(人の和)
との条件で、走りに行く気もしない。ケイビングもしかり。 さて、今、一生懸命やりたいシュノーケリングだが、
  • シュノーケリングの楽しさに目覚めた(天の時)
  • 沼津に転勤になって、伊豆の綺麗な海が近くなった(地の利)
  • 沼津で共に潜ってくれるがいない(人の和)
と、どうにも、人の和がかけている。バディーが居れば、毎週末でも、潜りに行くのだが...

さて、今、ダーツのことを考えると、

  • ソフトダーツマシーンの登場によりダーツシーン自体が盛り上がっている(天の時)
  • 2月に静岡に引っ越してきて、ダーツが盛り上がっている静岡市街や郊外型ビリヤード場まで気軽に行けるようになった(地の利)
  • 旧友達と共に盛り上がり、またダーツがきっかけで新たな友人も多数出来た(人の和)

天地人全ての要素が好機を示している。
中でも、私にとって重要なのは「人の和」である。一人暮らしに慣れているとは言え、無聊を慰める術を多く持つわけでもないし、元来が寂しがり屋である。今が旬のダーツ界には愉快な人材が豊富であり、今までの人生ではあまり接点のなかった人達とも交流が生じ、人生観、人間関係に幅が生じている。
42才の師匠から20才前後の娘さんに至るまで幅広い友人・知人を得ることも出来たし、夜の世界の住人とも交流が生じている。酒も煙草もやらないから夜の街自体に縁がなく、いわゆる「アウトロー」的な世界とはほほど遠い生活をしていたのだが、、今では、タトゥーばりばりの兄ちゃんや、ダーツバーのマスター、ホステスさんにホストさんまで交流の輪が広がった。
極論すれば、良い友人達と楽しむことが出来るのならば、ゲートボールでも、カバディでも、ビリヤードでも、MTGでもいい。とは言え、ダーツのおかげでこれらの人々と知り合い、また、仲間、強敵としての一体感を味わうことが出来ているのである。
望外に、愉快な友人達を持てるようになったことを感謝したい。


と言うわけで、「また今日もダーツやってんの?このダー馬鹿!!、キチガイ!!」などと罵倒しないようにして下さい、お嬢様。