Cancellation of voyage

yano_zeon2005-09-04

朝8時起床。窓や道路が濡れているから通り雨があった様だが天気は薄曇り。普段朝ご飯を食べないので、いきなり朝ご飯がきつい。納豆、生卵、塩鮭、味噌汁、漬け物、味付け海苔等、日本の食卓って感じ。
昨日よりも波が高くなっており、渡船欠航。「ふたりはプリキュアマックスハート」を観ながら、本日の予定を相談。ちなみに、「ふたりはプリキュアマックスハート」を観たのは初めてだが、悪い友達のせいで旧主題歌が頭にこびりついている。
とりあえず、アイアイ岬でサマーオレンジシャーベットを食べながらヒリゾ岬を見下ろす。やはり昨日よりも波が高い。遊覧船に乗ろうと石廊崎に向かうも、波が高いため欠航。やむなく西伊豆を北上。波が高いとは言え、天気は良く、絶好のドライブ日和。こういう時こそ愛車の屋根を開け放して走りたいものだが、実際にやったら日焼けで大変なことになるだろう。
道すがら、雲見温泉露天風呂*1へ。この温泉は伊豆の「混浴温泉露天風呂ランキング*2」トップの名湯。とは言え、混浴温泉露天風呂なんてそんなに数がないのだが。湯船、更衣室は汚いがロケーションは絶好。また、荒れた海もまた気分を盛り上げる。『ガンバと仲間達』のエンディングぐらいに荒れてくれると楽しいのだが。某君と二人、とりあえず飛び込み、海に向かって仁王立ちになる。他に客は居ないが、さすがに某嬢は入ってくれない。入れ替わりに入った親子連れのお父さんも海に向かって仁王立ちしながら、沖のシーカヤッカーに手を振っている。やはり全裸仁王立ちは男の本能なのだろう。
やはり混浴露天の「平六地蔵露天風呂*3」に立ち寄るも、見るだけで入浴はせず。11時頃、松崎で、まご茶漬けの「さくら」に後ろ髪を引かれるが、いまだ朝食が消化されておらず、やむなく通過。
男女別絶景露天風呂「沢田公園露天風呂*4」も見るだけで入浴はせず。
12時頃、堂ヶ島で遊覧船に乗りたかったのだが、これも欠航。横の加山雄三ミュージアムで某君が加山雄三Tシャツを購入。干物や温泉饅頭まで買おうとしているから「もっといいところに連れてってやるからこんなとこの干物や温泉饅頭なんか買うな」とやめさせる。
13時頃、浮島海水浴場に到着。波が高く、海水が濁っているため、入水せず。
宇久須まで移動し、食事は行きつけの「カネジョウ商店*5」へ。ここは海水を循環させた生け簀を売りにしている海鮮焼き屋さん。大正海老、イカ、干物、カマ等を焼いていると、活き鰺の造りが出てきた。さっきまで生け簀で泳いでいただけあって、三枚におろされた後でも鰺の頭と中骨が大暴れしている。無論、これを「可哀想」となどというメンバーはおらず、皆大喜び。また、店主から「遠いところから来てくれたからサービス」とトコブシの踊り焼きが出てくる。これも勿論活きているのを自分で剥がし、殻の上で焼く。身もだえるトコブシに興奮。さすがに美味い。何故かキーマカレーなども食し、ビールも飲みながら三人で4950円。安すぎ。さすが卸し。
食後はところてんを食しに「盛田屋」へ。やはりところてんはここに限る。
ところてんの後はお土産の干物を買いに土肥のスーパーアオキへ。伊豆で干物を買う時は、濫造された冷凍干物を観光客値段で買わされるだけだから、観光客用の店に行ってはならない。化粧箱には入っていないが、地元の人が買う普通の店で買うのが安く、そして美味しい。
帰路には土肥-清水のフェリーを使いたかったのだが、これも台風のため欠航。
土肥を出たら船原峠を登り霧の西伊豆スカイラインを抜けて修善寺温泉へ。「独鈷の湯*6」を見るも、某君はびびって入ろうともせず。まあ、さすがに私も真っ昼間にここに入る度胸はない。
伊豆長岡温泉饅頭を買おうと「あずさ」や「黒柳」に赴くもどちらも営業していない。日曜日の17時過ぎなのにもう営業終了とは殿様商売だ。某君には温泉饅頭を買い損ねさせてしまって申し訳なし。
18時から伊豆長岡の「湯屋光林*7」へ。18時から入浴料金が割り引かれ700円になると言うことで、300円得した以上に得した気分。かと思いきや、車に忘れ物を取りに行った某嬢が暗い顔をして戻ってきて「トランクにキーを閉じこめた...」と言う。まあ、しゃあないわ、ととりあえず入浴。風呂から出た後JAFを呼び、30分程待って到着。ピッキングに手間取り、処理終了したらもう20時30分。すぐに帰途につく。
「二日間ヘルシーなものを食べ過ぎたから」との訳の分からぬ理由で某君にジャンクフードを所望され、富士で油ギトギトのラーメンを食す。ぺろりと平らげる二人を尻目に自分の年齢を再認識させられる。台風の影響で富士-清水間の東名高速道路下り線が通行止めとのことで、由比近辺が大渋滞。早く第二東名が完成して欲しい。
いつの間にか寝落ちしてしまい、気が付いたら静岡の我が家。24時。二人はこれからまだ浜松まで帰ると言うのに「どっか途中でいい夜景スポットありますかね」などとのたまう。二人とも明日仕事や用事がないとは言え、そのバイタリティに脱帽。
帰宅早々洗濯物を洗濯機にぶち込み、風呂桶に水を溜めて海グッズをつけ込んで就寝。
飢えていた伊豆心が少し満たされた。若い衆とバタバタ回る伊豆もいいが、次には浜松で留守番していた某嬢と二人でゆっくりと来たいものだ。いや、同行してくれるかどうか分からないけど。