Self-disclosure

このサイトのURLは、直接の知人にしかアナウンスしていない。見知らぬ人にまで自分を伝えたいわけではないが、露出趣味ともとれるくらいに自己開示欲を持っている。そんな目的で維持しているサイトだから、個人情報を知人に知られることに抵抗はない。
しかし、先日知り合ったばかりの某嬢に、「ネギ嫌いなんでしょ」とにっこり笑われた時には正直焦った。プライベート用名刺にURLを記していたせいだ。不覚。
過去の日記をさかのぼって読まれては、新規に構築した人間関係でもペルソナ(仮面)をかぶることが難しくなってしまう。別に嘘をつきたいわけではないが、一方通行でこちらの情報のみが大量に伝達されてしまうと、いささかバランスが悪い。
自己開示するスタイルを維持するためには、他人にどう見せるか、見られたいかではなく、実際に自分がどうあるかが肝要となる。
飾らず、騙らず、自分の本質を自分のありたい姿に近づけていく努力をしなければならない。
それが正道であることが分かっていても、それを常に実施するためには大きなエネルギーが必要であり、ストレス耐性が低い時には大きな負担となる。そのエネルギーをいかに安定して捻出し、維持していくかを考えなければならない。
この日記を維持するのは、自分の人格と正面から向き合って問題点を正視する役にもたっている。そして、問題点を正視すれば、向上心も湧いてこようというものだ。