2004-10-01から1ヶ月間の記事一覧

Metrosexual

「女性はなるものではなく作られるものである」と唱え、『第二の性』を著したのはボーヴォワールだ。この「第二」と言うのは、優先順が男性より下である、と言う意味での「第二」である。 その後、男性でも女性でもないものとして『第三の性』が使われるよう…

Length

私の好きなジーンズの丈は、普通に履いた時に、素足で裾を踏まない程度である。この丈だと、靴を脱いでも履いても裾を引きずらずに済む。 最近の若者は、松の廊下を歩くが如く裾を引きずり、ほつれても気にしないが、どうにも汚らしく感じる。ずっと履き続け…

Milk

今日も台風災害の調査のため、伊豆中を徘徊。 美味いと上司から聞いていた伊豆市のドライブインで昼食をとった。伊豆市名産の椎茸、エリンギのフライ定食850円で、そこそこ美味しく、デザートに土肥特産の盛田屋のところてんも付いてきた。牧場直営のドライ…

Live in Japan -平山ユージの世界 日本の岩場を登る

クライミングDVD。日本のフリークライミング第一人者、平山ユージが、うちの近所の城山(静岡県田方郡大仁町)や鳳来(愛知県設楽郡鳳来町)など、7つのゲレンデの超絶難度サイトを登っている。アップシーンばかりで、平山ユージ本人による解説が入っており…

Smoking

台風一過し、伊豆半島に甚大な被害が出たため、大わらわで各地の調査。昨日や一昨日に休日出勤すべきだった。雨中、伊豆の山中を徘徊。 人が雨の中走り回っているのに、後輩の某君は車のそばで煙草をくゆらせている。「何様だと思ってるのだ」とどやしつける…

Pacific Flora 2004

花より団子のはずの某嬢が「チケットが余ってるから」と言うので浜名湖花博へ。行きたくもないのに無理矢理付き合わされるのに、彼女が遅起きして、なおかつ準備に手間取ったため、合流してすでに12時。さすがにもう渋滞は終わってはいたが、会場入りして13…

Oakley

某嬢と共に御殿場アウトレット*1へ。女性の買い物好きは、本能的な採集行為の代償行為だと言うが、彼女も勿論その例に漏れない。一日一緒に歩いていて、私の買物時間1:彼女の買物時間9程度。ハロウィーンイベント開催中だとのことだが、輸入文化をさもしげに…

ノスフェラスへの道 -グイン・サーガ#97(栗本薫)

内輪もめ人情小説。あらすじを書いたら短くまとまる内容を、一冊分の分量でそれなりに読ませる才能は栗本薫ならでは。なればこその多作か。ノスフェラスへの道―グイン・サーガ〈97〉 (ハヤカワ文庫JA)作者: 栗本薫出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2004/10/…

Blackout

台風の中、休日出勤。 台風が来るとわくわくする。停電の中でロウソクを灯して缶詰でも食べたいものだが、その機会にはここ20年以上恵まれていない。電力会社の努力に感謝すべきではあるのだが、ノスタルジーを感じてしまう。

夢みる惑星#1〜3(佐藤史生)

SF漫画。竹宮恵子、萩尾望都、佐藤史生、佐々木淳子などの良作を読むにつけ、SFは男の領域だなどと言うのは、当をえていない偏見だと思い知る。科学的考証については、一流の男性SF作家に譲ることも多いが、科学的考証の曖昧な男性作家者など山ほど居る。そ…

Regret

昔なじみの娘さんが出来ちゃった結婚をしたと聞き、「釣り逃がした魚は大きかった」と思ってしまった。まだまだ修行が足りないのだろうか。我、事において後悔せずの心境にはほど遠い。

おつきさまのかえりみち(三浦靖冬)

未成熟な少女を題材にしており、いわゆるエロロリ成人漫画に分類される幻想系美少女漫画。眼鏡娘にもこだわりがありそうだ。無理矢理エッチシーンを入れないで欲しいが、掲載紙が「快楽天」と言うエロ本だからやむを得ない。絵柄はとても好きなのだが、エロ…

Super Sub

少し前、「スーパーサブ」という言葉が流行った。まあ、要は補欠である。 私の会社でのポジションもスーパーサブと言うか、雑用係と言うか、何でも屋と言うか、その他係と言うか、遊撃隊と言うか、第13独立部隊(通称おとり部隊)のようなものである。おかげ…

Point Back

ポイントバックというヤツがどうにも気に入らなかった。本やCD、一部のブランド商品など、業界や問屋の締め付けが厳しい商品に対して実質値引きするための抜け穴的な使い方ならばまだしも納得するが、ポイントバックするくらいならば、最初からその分を値引…

豹頭王の行方 グイン・サーガ#96(栗本薫)

大河ヒロイックファンタジー小説。全100巻の予定だったがまだまだ終わる気配なし。先々月くらいに買って未読だったのだが、気が付くともうすぐ続刊が出版されてしまうため、急いで読了。情報密度が薄いため、1時間で読める。惰性だとは分かってるが今更見捨…

Human Dog

外来語をカタカナ表記する際には、発音が丸められてしまうことが多い。Englishがイギリスとか、Americanがアメリカやメリケンとか。LとRが両方ラ行で表されたり、Thがザ行で表されたりするのは仕方ないと思う。また、撥音(ん)や拗音(ゃゅょ)、促音(っ)…

サルト・フィニート 〜王様の仕立て屋#4(大河原遁)

テーラー漫画。古き良き漫画って感じ。なかなか、リズムというか、間がいい。主人公に面白味がないからと、アシスタント的な女性を配さず、小僧を配したセンスは買える。これでもう少し画が上手ければ...。大河原遁は原作に専念した方がいいのではないだろう…

アイシールド21#10(稲垣理一郎/村田雄介)

アメリカンフットボール漫画。『七人の侍』的に仲間を集め、それからストーリーを進める作品は多いが、この漫画ではストーリーを展開させながら、仲間を集めている。そして、まだまだ仲間は増えていく感じ。この巻では、ジャンプ3原則のうち、「努力」「友情…

Book coupon

同僚から「1500円分の図書券を貰ったが、使わないから1000円で引き取らないか」と持ちかけられた。私から借りている本が沢山あるから図書券を使う機会がないそうだ。「ふざけるな、いつも本や漫画、DVDを借りてありがとう、と進呈するのが人の道だろう」と言…

MARENGO ナポレオンが愛した馬#1〜2(やまさき拓味)

中世フランス馬漫画。やまさき拓味は、かつて小池一夫と組んで『ズー』『ラブZ』『ノストラダムス愛伝説』などを描き、そのあと鳴かず飛ばずだったのに、『優駿』シリーズで馬漫画家として地位を固めた。犬漫画家として地位を固めた高橋よしひろと同様、隙間…

池上遼一 耽美傑作選 肌の記憶(池上遼一)

絵師、池上遼一は素晴らしい。どの絵を見ても一枚の絵画となりそうだ。躍動感はないが、本作のような題材にはその画風が合う。ストーリー付き画集。肌の記憶 (ビッグコミックススペシャル)作者: 池上遼一出版社/メーカー: 小学館発売日: 1999/07メディア: コ…

Lost

食後は書店、オーディオショップ等ひやかし、在来線で沼津へ。横浜駅で乗り換え時に読みかけの『猫のゆりかご(カート・ヴォネガット・ジュニア)』を忘れてしまう。1/3程読んだ先が分からぬのも腹立たしいし、バーバリーの文庫カバーとげんしけん大野さんし…

Curry museum

腹が減ったので横濱カレーミュージアム *1に。カレーが食べたいだけなのに、入り口のエレベーター前で店員に長々と口上を述べられる。顔に張り付いた笑顔となめらかな口調にはプロ意識が伺えるが、どうにも馴染めない。10軒程のカレー屋があるが、脇目もふら…

Patagonia

雨に濡れ、風も肌寒いため、上着でも買おうと、Patagoniaの直営店へ。店の奥のアウトレットコーナーを覗くと、今持っているクーリエバッグAtom(6L)よりも、一回り大きいクーリエバッグQuantum(11L)や、一回り小さいウエストバッグHip pack(5L)が4割引…

Yokohama

10時頃起き、つらつらと読書。 12時頃より雨中、一人で横浜へ。別に急ぐ旅でもないので在来線で1890円。 関内のダイビングショップmic21*1へ。地方のダイビングショップでは、サンプル的にグッズを置いているだけで、実際に買う時にはほとんどが取り寄せとな…

ナマケモノのスキューバダイビング(清水玲子)

伝説の雑誌プータオに連載されていたダイビングエッセイ漫画。ダイビングの楽しさと言うより、現実的な辛さやエピソードを面白おかしく描いている。「なぜ、高いお金を出して、寒く暗い海に行ってつらい思いをしなければならないのだろう」と言いながらいそ…

ハーケンと夏みかん(椎名誠)

アウトドア関係エッセイ集。最近、椎名誠を続けて読んでいるのは、古本屋で4冊100円の椎名誠セットを買ってしまったから。ハーケン打ちも、四万十川下りも、登山も、キャンプも、焚き火も経験があるから感情移入出来そうなものだが、どうにものらず、一歩後…

10時頃起き、だらだらと掃除、洗濯、衣替え、読書等。ウエットスーツは、折り癖が付くため、クローゼットに吊すしかないが、独特の匂いが他の衣類に移りそうだ。本当はガレージや納屋の壁に吊したりしたいのだが、アパート住まいではそうも行かない。シャツ…

R.P.G.(宮部 みゆき)

推理小説。雑読派ではあるが、どうにも恋愛小説と推理小説は苦手だ。とは言え、偏見で良作を読み逃がすのも勿体ないので、宮部みゆきに挑戦。メール、チャット、BBSを用いた仮想社会について、2001年の時点で扱っているのは慧眼とは言わぬまでも早かったのだ…

アイ、ロボット

原作と映画とは別物だと思わなければいけないと言うのは分かっているのだが、原作に思い入れがあると、完全に分離して考えるのは困難だ。 しかし、しかしだ、『われはロボット(アシモフ)』では、ロボットは反乱なんてしない。原作では絶対的にすり込まれた…