2004-09-01から1ヶ月間の記事一覧

黒猫の三角(森博嗣/皇なつき)

推理漫画。「黒猫」とのキーワードにヒットしたと言うだけの理由で購入。皇なつきの絵は精緻で嘆美で、イラストとして見ると素晴らしいが、漫画にしてしまうと、逆に邪魔かも。内容的には、萌えやすいキャラ、少し難解な蘊蓄、といわゆるライトノベル的な内…

ガンダムイボルブPLUS

ガンダムのプラモデルPGシリーズにおまけで付いていたDVDの総集編。ローソンのみの限定発売だった。1話5〜10分で、ほぼ全てCG作画(一部2Dあり)。1〜5に向けて徐々にCGの品質が上がっており、CGはまさに日進月歩だと言うのが実感される。 http://www.b-ch.c…

Piggyback

休日出勤後、近所のダイビングショップに行って話を聞いてきた。そのショップでは、Cカード取得のための講習料は0円である。事務手数料他1万円程と、機材のレンタル料1万円程度×2日、入会料金1万円程度で、合計4万円程あればCカードが取得出来るが、外で買っ…

School life

一日、某高校の中で調査。田舎の進学校であり、そんなにすれっからした高校生はおらず。 グラウンドで体育の授業を眺めると、女子がブルマーではなく短パンなのはやむを得ないとして、男子にも何か大きな違和感。靴下が違う。我々の頃は、一般の生徒はふくら…

Hajime

昼食は下田市の「とんかつ一」。この店は名物店で、常連以外は無理矢理大ボリュームのミックスフライ定食を注文させられてしまうし、おかわり自由どころか、ほぼ強制わんこそば風おかわりをさせられる。過去3回来店したことがあり、そのたびに食べ過ぎて動け…

八つ墓村(横溝正史/JET)

猟奇探偵漫画。先日*1、影丸作画版を読んだばかり。洞窟好きには外せない作品。漫画版は影丸作画版にしてもJET作画版にしても、洞窟の魅力を描き切れていないから、原作や映画版に及ばない。また、JETの絵柄では、昭和中期の山村の人物を描き切れていない。…

パタゴニア -あるいは風とタンポポの物語り(椎名誠)

紀行本。パタゴニアへの紀行を描いているが、日本に残してきた妻への思いが所々に迸る。椎名ファンで椎名ワールドにどっぷり浸かっていればいいのだが、ただ単にパタゴニアについて知りたいと思って読む者には、内面描写が余分だ。とは言え、その内面描写部…

Bag

ここ数年、様々なメーカー、大きさのトートバッグを愛用しており、ここ半年ほどはFilson社の物を常用していた。質感はとても良く、気に入っているのだが、日常的には少し使いにくい。財布、携帯、カードケース、デジカメ、CDウォークマン、文庫本等、鍵等を…

フレッシュ・ゴードン

ポルノパロディ映画。フラッシュ・ゴードンのポルノパロディ。チープな特撮の品のない内容に苦笑。フレッシュとカタカナで書くと、fresh(新鮮な)を想起する人が多いのだろうが、本作のタイトルはfleshであり、肉とか、肉棒とかの意がある。言語題のカタカ…

まほうつかいの弟子(竹宮恵子)

児童漫画。竹宮恵子が試行錯誤しながら描いた児童漫画短編集。『風と樹の詩』やその後の作品の萌芽が芽生えかけている。竹宮の作品世界は、そのディティールにおいて、高度な意識を持った読み手を必要とするので、児童漫画には向いていない。キャラクターの…

Inspection

専門誌や入門書、ガイドブック等を数点購入し、ダイビングについて検討してみた。 機材 必要なものは重機材(BC、レギュレーター、ゲージ、オクトパス)、軽機材(ウエットスーツ、マスク・フィン・シュノーケル、ブーツ)。 格安重機材セットの値段には5〜2…

HELLO LOVERS(渡辺美里)

80'sガールスポップブーム第2弾。初期ベスト盤『サマータイム・ブルース』『マイ・レヴォルーション』が聞きたくて買ったのだが、再生してみるとどうにも知らない曲ばかり。いぶかしんでディスクを見てみると『Flower bed(渡辺美里)』である。中身が違う。…

Pocket(永井真理子)

突然、80'sガールスポップブーム到来。マイベストCDを作るため購入。曲名を覚えていたのは『ミラクルガール』『ZUTTO』くらいだったのだが、半分以上は聞き覚えがある。ジャケット写真で永井真理子がタートルネックセーターのえりを引き上げて、顔の下の方を…

Diving

昔、ケイビングをしていた頃は、遠くからお金と時間を使ってカルスト地域に通っており、地元の人間が羨ましかったものだ。今、ダイビングスポットガイドを読んで見たら、伊豆にはダイビングスポット、ダイビングショップが多い。住んでいる沼津市内にも獅子…

ステーシー(大槻ケンヂ/長田ノオト)

ホラー漫画。原作は大槻ケンヂの小説であり、映像化もされている。80〜90年代的フリークスが楽しめる。15〜17才の少女のみが突然死に、ステーシー(ゾンビみたいなもの)になってしまうと言うストーリー。全然説得力の無いストーリーだから、ディティールを…

Sushi fermented with fish

昼食に、某君が昨日土産として持ってきた鮭、鯖のなれずしをいただいた。初めて食べたのだが、普通の押し寿司と変わらず、思ったより癖はない。

Flea market

某君と浜北市岩水寺のフリーマーケットへ。業者ばかりで萎える。ファミコンソフトを500円均一で売っていたので『スーパーマリオブラザーズ』『バンゲリングベイ』『けっきょく南極大冒険』『忍者くん 魔城の冒険』の4本を値切って購入。1500円也。某嬢に頼ま…

スウィングガールズ

女子高生ジャズ映画。『ウォーターボーイズ』の矢口監督の作品だけあって、内容的には同工異曲かと思いきや、細かい所でいろいろ違和感を感じる。漫画的誇張表現を実写でやるのはいいのだが、食べ物や楽器を粗末に扱う手法には馴染めない。また、主人公達の…

Bookrack optimization

本棚の書籍+漫画整理。Norton Speed Diskなどのハードディスク最適化作業をリアルにやる感じ。本棚を未整理にしておくと収集がつかなくなるが、最適化しすぎると、貸していた本が返却されたり、増量した時にまた最適化のし直しになる。終わりのない作業。本…

Bum

週末の天気が悪そうで、バディを確保出来ないので、海行をあきらめ、浜松へ。仕事が長引き、ラーメン花月で食事をし、22時頃沼津出発。23時30分浜松に到着し、会社に荷物を届けた後、友人2名とスーパー銭湯へ。 2時頃帰宅し、妹と雑談。「指輪や腕時計の値段…

団地ともお(小田扉)

ノスタルジック漫画。有る意味『夕焼けの詩 -三丁目の夕日(西岸良平)』や『ちびまるこちゃん(さくらももこ)』と同ジャンルなのだが、主人公の設定が本年34才の私とほぼ同世代だから感情移入しやすい。子供特有の無邪気さと共に醜悪さや残酷さも淡々と描…

Chill

朝6時頃朝、タオルケットにくるまりながら、寒くて目が覚めた。起床時刻まではまだ2時間程あるから、再度寝ようとするが、また寒くて目が覚めた。もう秋なのか、そろそろちゃんと布団を出さねば、と心に誓い、寒さに耐えて無理矢理寝ようとしていた。 しかし…

マンガユング深層心理学入門(石田おさむ)

心理学漫画。フロイトとユングと言えば、現代心理学の礎を築いた学者達と言うイメージを持っていた。しかし、昔の歴史家が民俗学とクロスオーバーしていたり、昔の博物学者が虚実取り混ぜた物を収集していたように、現在ではオカルトと呼ばれるような超心理…

Buddy

ものごとを為すに際し、同伴者の存在は大変に重要だ。例えば酒席において、その成否を決める要素は数あれど、やはり誰と飲むか、が一番大きな要素だと思う。これが食事になると、酒席よりも、同伴者の要素がその成否に関わる度合いが少し減る。映画鑑賞にな…

カペタ#1〜3(曽田正人)

カート漫画。モータースポーツに対する愛情と丹念に少年の成長を描く作風があいまって面白い。この作品は脇キャラまでキャラ立ちがいいから、読みどころ満載。しかし、こんなペースで描いていたら、いつ完結するのだろうか。つうか、『昴』の続きは?capeta …

かつをぶしの時代なのだ(椎名誠)

エッセイ集。ページ当たり情報量の低さは天下一品。この文体自体を楽しむ本であろう。軽佻浮薄な語り口ではあるが、発言は皆言い切り調。かつをぶし好きの同志かと思いきや「鰹箱で削らねばならぬ」とのことで、軟弱にもオカカ削り器オカカ7を使っている私の…

Memory Stick

先日買った200万画素のカメラ、SONY DSC-U60*1に64MBのメモリースティックを入れていた。120枚程撮れるから不要写真を逐一消せば十分だと思っていたのだが、先週末海に行った際に実際に使ってみたら、モニターが小さいため、不要写真の選定が困難で、インタ…

レヴォリューションNo.3#1〜3(金城一紀/秋重学)

学園青春漫画。金城一紀関連では『GO』の映画と漫画版を見たことがあるだけで、原作の小説は読んだことがない。映像化されたものだけで言わせて貰えば、自分の所属する社会(落ちこぼれ学校や在日社会)への捨てられぬ愛情と、そこへの侮蔑、そして優越感が…

アリオン#1〜5(安彦良和)

ギリシア神話をモチーフにしたファンタジー漫画。何年かぶりに再読。アニメーター安彦良和の全盛期に書かれた作品だが、漫画家安彦良和としてはデビュー作。漫画家としての技量は低いものの、オリジナリティーにあふれ、「安彦漫画」の世界を構築している。…

DEATH NOTE #3(大場つぐみ/小畑健)

心理戦漫画。特に3巻でテンションが落ちてきたわけではないのだが、刺激に慣れてきたのか、最初に読んだ時ほどのインパクトはない。この主人公、父親は警視庁のキャリア、自分はスポーツ万能、容姿端麗の秀才と言う設定なのだが、一般的な読者はそれでも感情…