Troubleshooting

事故処理が得意だ。
それはすなわち沢山のトラブルに遭遇したことがあるということだ。
ライミング中に骨折したことがあるし、洞窟、クライミング、ジャングルウォークなど様々な局面で他人のレスキューや事故処理を行なったことがある。
そう言う活動をしていたから、自分が交通事故を起こしたことがあるし、他人の事故も日常茶飯事で、交通事故処理は手慣れたものだ。
ノックアウト強盗に襲われたことがあるし空き巣に入られたこともある。
実家が火事に見舞われたことがあるし、水害に見舞われたことがある。
親族や友人に精神疾患者や障害者を多く持つ。
浮気がバレて修羅場ったこともあれば、他人の色恋沙汰を調停したことも多数ある。
そんな個人的な経験を多く持つばかりでなく、前職は災害対策のコンサルタントだったし、現在もトラブル予防、トラブル対策を生業としている。
だからトラブルシュートが得意なのだが、得意そうな人間には更にトラブルシュートが回されてくるし、やらざるを得なくなる。
修羅場を乗り越えると、レベルは上がるのだが、修羅場自体は楽しくもないし、いつも乗り越えられるとも限らない。
だから、修羅場は嫌だなと思いつつ、自分の奥底に修羅場でアドレナリンを出し、生き生きとしている自分が居る。
こんな自分が頼もしげでもあり、馬鹿らしくもあり、恥ずかしくもあり。