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フリーの人間に魅力的な人材は少ない。魅力的であり、市場価値を有していれば、フリーでいるわけはなく、フリーであると言うことはそれなりの理由、ネガティブな要因がある可能性が高い。コロコロ付き合う相手を変え、一箇所に落ち着かない輩には特に注意する必要がある。また、長い付き合いでないと分からない人間性と言うものがあるから、見も知らぬ相手といきなり付き合うのも考え物。
そう考えるとフリーであり、良く分からない相手をパートナーとするのはとてもリスクが大きく、良く知っている相手を略奪してパートナーとするのが成功率の高い手法だと言える。だから、幼馴染、古い知人、会社の同僚、趣味で長く付き合ってる人、信頼出来る知人に紹介された相手などがお勧めだ。勿論、略奪は難しいのだけれども、自分に実力が有り、誠意を持って当たれば、決して不可能ではない。
今、私は環境の変化に伴って、手伝ってくれる人が急に必要になった。だからと言って、パートナーをフリーの相手から適当に探してもろくなことにはならないから、他人に嫁いで居る地元の幼馴染を略奪することにした。私の所に来たからと言って必ずしも今より幸せになれるとは保障出来ないがが、私にはパートナーが必要なのだ。そう正直に誠意を持って口説いたら、私のところに来てくれる覚悟が出来たようだ。これから離婚話を本格的に進め、春頃には私の元に来てくれることだろう。道は平坦ではないけれど、その先には幸せが待っていると信じる。勿論、そう決断してくれた相手は、責任持って幸せにしなければならない。

というわけで、我が社に新しい人材が来ることになった。