Barber refugee

生家が床屋だったおかげで、高校卒業時までは何の問題も無く母親(理容師)に散髪して貰っていた。高校を卒業し、家を出てからも帰省する度に実家で散髪し、間が空くときだけいろんなところで散髪していた。母親が病に倒れてからは半人前の妹の練習台となっていた。妹が嫁いで以降は静岡でマイミクのたきゅみ君のお世話になっていた。静岡から浜松に引越してから後、理容師である父も入院しているので、散髪してくれる者が居らず困っていた。
本日、ヒャクリドゥがダーツ大会のビデオ撮影のため静岡に行くと言うので便乗してたきゅみ君に散髪して貰った。またも「ヤンエグっぽく」との無茶な注文に応えて貰い、口うるさいエディーにも文句を言われずに済んだ。ピーコには「カットがいい」と褒められたが、彼女は私の元がいいのを忘れて居ないだろうか。はてさて、散髪の度に静岡まで行くわけにも行かないだろうから、浜松で床屋を開拓せねば。
床屋の息子は、床屋の開拓が苦手なのである。