Onion

yano_zeon2006-03-09

ネギや玉ねぎが苦手だ。
細ネギや博多万能ネギ、新玉ねぎ、火の通った玉ねぎ、良くさらされた玉ねぎならまだしも我慢出来るが、生の白ネギや古玉ねぎは勘弁して貰いたい。
ラーメンやうどん、そばで「ネギ抜きで」と注文しても、普通にネギが乗って出てくることは多いし、一回間違えて乗っけた後で取り除いた痕跡を見ることも多いが、もう慣れっこだ。
社会はマイノリティーであるネギ嫌いに冷たい。
偏食だと言うことは分かっているので、大きなことは言えず、出来るだけネギ分の少ない物を注文するようにしている。
しかし、青椒牛肉絲、回鍋肉、八宝菜、味噌汁、餃子、すき焼き、豚の生姜焼きなど「これはないだろう」と言うものに玉ねぎが入っていることもしばしばであり、ネギ嫌いの身としてはげんなりする。
どうにもグラム単価の安い玉ねぎでかさを水増ししているようにしか思えないし、玉ねぎの妙な甘味が出て味のバランスが悪いと思うのだが。
ネギ好きの人はそんなものでも嬉しいのだろうか。
鰹の土佐作りを、本場高知で食べると、茗荷やアサツキ、わかめ、きゅうりなどが薬味となってるから問題ないが、本州で食べると大概は玉ねぎやネギが乗ってくる。
薬味なぞ、ネギに限らず、アサツキや茗荷、大葉、三つ葉パクチー、香菜など沢山ある。
果たしてネギが最適なのだろうか。
ネギの多用は、薬味に対する料理人の努力不足や経費削減に思えてしまう。
また、玉ねぎの多用も経費削減のために思えてしまうのだ。