Ashamed

温泉心がうずき、伊豆の中で一番お気に入りの修善寺温泉に行って来た。
今日入ったのは、修善寺ホテルの岩窟風呂。温泉好きで洞窟好きの私としては見逃せまい。
このホテル、入り口から、いきなりアジアンテイスト。何で、伊豆の山奥でインドネシア風を、といぶかしみたくなるが、旅館が林立する修善寺で差別化をはかったら、こうなってしまったのだろう。
岩窟風呂は自然の岩盤をくりぬいてつくられた風呂で、壁面の処理が手作りっぽい。そして、混浴。とは言え、他に女性客はいない。3人ほど居た男性客はすべて女性客待ちなのか。四面岩なので、湿気が逃げにくく、ほとんどサウナ状態でのぼせてしまう。
風呂を出て、桂川沿いの茶処でお薄(抹茶)と和菓子をいただく。
お稽古をさぼっているとは言え、所作は身に付いている。自転車の運転や水泳と同様、一度完全に身に付いた動作は忘れない。
しかし、知識は忘却する。茶碗、茶筅、茶巾、建水、袱紗...と記憶をなぞるが、何故か、黒文字の名前がすぐに出て来ない。
その場で思い出したからいいようなものの、まったくもって、面目なし。