ロード・オブ・ザ・リング 指輪物語

『ファンタジア』並につらい、ロトスコーピング法を用いたアニメ。最初から丹念に描写していたかと思いきや、途中で時間が足りなくなり、まるで、ジャンプの打ち切り漫画の様にぶつ切りで終わる。エルフは線が細く、はかなげなイメージを持っているのだが、『ロード・オブ・ザ・リング』も、この『指輪物語』も、ガラドリエルの奥方様やアルウェンがごつい女傑として描写されている。海の向こうでは、ファンタシーと言えば、アメコミ調のダイナマイトボディーが連想されるのだろうか。実写版の『ロード・オブ・ザ・リング』の方がずっとまし。

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