Diary

「男もすなる日記といふも のを女もしてみむとてするなり- 『土佐日記紀貫之)』より」

朝7時に同僚が迎えに来て、沼津港に拉致された。
賑やかな魚市場を横目に見つつ、海上ボーリングの台船を誘導&測量。しかし、船で不都合が生じたらしく、曳航が上手く行かない。埠頭の岸壁上で待ちながら寝ていると、下で、市場の職員が鰹を出刃包丁でおろしている。じーっと見てると「食うか」と問われた。ご相伴したが、同僚や作業員に見つかると文句言われるので黙っていよう。
10時30分頃、作業が終わり、昼食を近くのおにぎり屋で買って帰ろうとしたら、みそ汁サービスキャンペーン中だと言う。昼に食べようと思ったが、みそ汁が冷めてはまずいので、11時頃から早弁。ゆかりおにぎり、韓国おにぎり、オイキムチ、キムチ肉じゃが、キャベツのみそ汁。同僚がまとめて代金を払った(二人分で1090円)が、もう忘れているだろうから、黙っていよう。
早弁終了後、中伊豆を飛ばして、天城湯ヶ島で営業と合流。車をまとめて、船原峠を越え、土肥へ。土肥の田んぼでは、小学生が水着で草取りをしていた。久々に見たスクール水着に萌え。土肥町、土肥支所、賀茂村、西伊豆町松崎町と役所で名刺配りして、目的の松崎支所へ。名刺の持ち合わせが足りなかったのは黙っていよう。
15時から打合開始。安山岩とは何か、と言うことを安山岩を知らない人に説明するのは大変だ。「プリンの味を知るためにはプリンを食べるしかない」と言うのに。打合せが円滑に進まない。敗北。コンサルタントを生業にしているからには、どんな顧客にも納得して貰わなければならない。どんなことを訊ねられても「こんなこともあろうかと...」と資料を出すべきだ。次からは岩石学のテキストを携帯しよう。自分の準備不足と力不足を痛感し、反省。
打合せ終了後、帰途で15人分のところ天とたれを購入(2835円)。やはり、ところ天は盛田屋のものに限る。ここのを食べたら他のは食べられない。ほぼノンカロリーのおやつ。明日からしばらくは持つか。
土肥温泉の楠の湯に立ち寄り、入浴(400円)。タオルの持ち合わせがなかったので番台で買った(ミニ石鹸込み200円)のだが、薄すぎる。降雨中の露天風呂と言うのも風情がある。脱衣所で計量すると、62.5kg。明日が63kgまで減量する賭の期限。どうにか行けそうだ。帰途、入浴したのは、同僚や上司には黙っていよう。
入浴後、また峠を越えて、車を乗り換えると、バッテリー上がり。トンネルでライト点灯したまま、停車していたらしい。たまたま近くに居たおじいさんにブースターケーブルを借りて充電。もう、「イキプラ、シニプラ...」と言うのを忘れてる。ま、かかったからいいか。同僚に知られると馬鹿にされるから黙っていよう。
帰社すると19時30分。片付けて、昼のおやつとして用意されていたおはぎを食べる。物足りないが、明日が賭の期限なので、万全を期し、夕食はこれのみ。
21時退勤し、愛車にガソリンを入れる。ガソリンエンプティランプが着きっぱなしだったので怖かったが、45.5L(4732円)しか入らず。あと4.5Lなら、35kmは粘れたな。
無印良品で、歯磨き粉他生活雑貨を補充購入(2754円)。暑くなったので、タオルケットの購入を悩む。すでに押し入れ内には羽毛布団と綿毛布が入っているので、今使っている布団の置き場に困る。丁度、ダブルサイズ以外は欠品だったので、持ち越し。
TSUTAYAに寄って、新刊確認。『吼えろペン島本和彦)』の5巻と日経アソシエを購入(1013円)。22時過ぎにはTSUTAYAしかやってない田舎は嫌だ。もっとちゃんとした本屋に行きたい。
23時頃帰宅。明晩、友人が遊びに来るので、ざっと部屋の片付け。まあ、片付ける程のものもないが。読みかけの『夜間飛行(サン・テグジュペリ)』を読むが、午前中に焼けた腕と首筋が痛み出す。1時就寝。

たまには、日記らしく書いてみた。
考察:他人に内緒にしておかなければならないことが多すぎるので、全てを記述するのはやめた方がいい。大体、読む方も退屈だろう。