死体は生きている(上野正彦)

監察医のエッセイ。生きている死体と言っても、ゾンビの話ではない。読みとる力さえあれば、死体は雄弁に死亡時の状況を示すらしい。動物をさばくことに禁忌を感じないが、人間の死体はちょっと、勘弁して欲しい。ネクロフィリア(屍体愛)だったら楽しいかも知れない。ネクロフィリアで、ペドフィリア(幼児愛)で、ゲイだったりすると、欲望を満たしにくそうだ。生きている妙齢の女性が好きで良かった。

死体は生きている (角川文庫)

死体は生きている (角川文庫)