Intelligence

好きな女性のタイプを問われて「頭のいい女性」と答えると、反感を買うことが多い。
同様に「頭の悪いヤツは男でも女でも苦手だ」と発言しても、反感を買うことが多い。
曰く

  • 「頭の良さは学校の成績や学歴だけでは分からない」
  • 「記憶力や理解力よりも大切なことがある」
  • 「本を読まないからと言って、教養が無いとは言えない、経験が大切である」
  • 「人にはそれぞれ事情や、適性がある」

そんなことは重々承知している。
頭の良さは、理解力とか、記憶力とか、想像力とかの能力にも、向上心とか、道徳心とか、躾とかにも分化される。また、その結果が教養とか、学歴とか、職業にも反映される。
これら諸要素の一つが満たされれば、頭がよいと直接には結びつかない。それは、背が高いとか、足が長いとか、目がきれいとかの要素が直接的に「かっこいい」に結びつかないのと同様だ。
しかし、バランスが重視される容姿に比べ、頭の良さは、どちらかと言うと、各要素の和で決定される様に感じる。そして、やはり、歴然として、「頭の良さ」と言うものはあると思う。
そして、頭の良さと言うものは、他のいろいろな技量と同様に、上位の者からは、下位の者の力量が良く分かるのに、下位の者からは、上位の者の力量が分かりにくい。
概して、「頭の悪いヤツは男でも女でも苦手だ」と発言した際に、反感を顕著に示す輩が、私の苦手な「頭の悪いヤツ」である。そう言うヤツに限って、本も読まず、努力もしていないことが多いのだ。劣等感を向上心に結び付けられない輩とは友達になりたくないものだ。