Childhood friend

五ヶ月ぶりの浜松で、佐野某の弟子がやっていると評判のラーメン屋に行った。私が浜松を離れてから開店したところだ。
食べ終わって金を払っていたら、店主に呼びかけられた。どこのおっさんや、といぶかしみながら店主の顔をまじまじと見たら、高校卒業以来疎遠になっていた幼なじみだった。
らーめんに付いては一家言あるのだが、それよりも、同年齢の幼なじみが、妻子を持ち、一国一城の主となっている姿を見て、とまどった。己を省みるに、無責任な独身であり、末端労働者たる安サラリーマンである。
なんか、負けた気がした。