Engel's coefficient

毎日の食事を全て外食かそれに準じる方法でまかなっているため、エンゲル係数が高い。
エンゲル係数は(食費/収入)で計算されるため、分母が少ないだけだろう」と言う突っ込みは、的を得ているが、あえて無視する。
昨年までは、昼食、夕食、おやつ、飲料合わせて、1日2500円ほどを費やしていた(朝食を取る習慣はない)。週日をこの金額で過ごし、休日やイベント時には更に出費がかさむのだから、8〜9万円/月かかっている計算だ。これではいけないと、同僚共に今年初めに「食費の上限は、昼食800円、夕食1000円、おやつ、飲料込み、ただし、催事時はこの限りではない」との財政緊縮策を可決した。これで、約6万円/月に出費を抑えられる計算だ。
自分たちでは目に見えて倹約しているつもりでも、月2〜3万円しか変わらない。勿論、その積み重ねが大きいと言うことは承知しているのだが、欲望の赴くままに行動が出来るのだと考えれば、月2〜3万円の差額が安いものに思えてくる。
ところが、年度末のこの時期、会社に缶詰になってたら、事情が変わってきた。外に出る時間が惜しいので、昼食には仕出し弁当(380円)を取る。外出しないので、飲料は全て会社の給湯室でまかなえる。おやつも会社の内部でまかなえる。また、毎日10時過ぎまで残業しているため、出前を取ったり、買い出しに出たりしているのだが、これにも会社から食費補助が付く。すると、財布のお金が減らない。10日前におろした1万円で、今日まで生活出来ている。そして、明日は給料日だ。この計算ならば、食費が月2万円以下だ。
今までの食費との差額で1年ローンを組めば、7〜80万円にもなる。プラズマディスプレイも、海外旅行も、車のチューンも、等身大ザクも夢じゃない。
おしむらくは、捕らぬ狸の皮算用なことではなく、それらを楽しむ時間を取れない過剰勤務状態でなければ、そのお金がひねり出せないことだ。何せ、日曜日の休日出勤の続きで、月曜朝3時の今まで働いていたのだから。