Comeback to normal life

病を患い、一年ほど入退院を繰り返し療養していた父が、今日から床屋の営業を再開した。
採算が取れるかどうかは別として、社会に繋がりを持たねば、生甲斐も生まれまいから、どうにか、一日に数人、旧友や知人だけを相手にしてでも営業を続けて欲しいと願っていた。
本日、知人が我が家の前を通ったところ、駐車場が一杯で、駐車場待ちしている人すら居たと言う。
快気祝いに駆けつけた知人達も居ることだろうが、田舎社会の人情を感じる。
主人一人きりの床屋で駐車場4台分も客が居てもしょうがなかろうし、息子の私ですら髪の毛をまかすのに躊躇う感じなのに、ありがたいことだ。
「情けは人のためならず」
どこかでこの借りを返せるように、いろんなところで沢山情けをかけておこうと思う。