International exchange

沼津での最後の勤務日。
仕事終了後、私の送別会で小料理屋へ。主賓たる私のリクエストによりしゃぶしゃぶ。主賓のわがままで特上肉をガンガン追加。10人程度で出かけたのだが、全て会社の会長が奢ってくれた。感謝。
二次会は若者だけでダーツバー「NOB」へ。初めて行く店で、ソフトダーツマシンが一台だけある。しばらくは貸し切りで遊んでいたのだが、投げてるうちにぼちぼち他の客が入って来る。ゲームの切れ目に他の客が近付いてきたので、場所を譲ろうとしたら、一緒に遊ぼうと言う。常連の上級者かと思いきや、日本語かたことでダーツのやり方から教えろと言う。話を聞いてみると、韓国から来たハンさんと言う方で、ダーツは未経験だと言う。異国の地で友達も居ないのだろうと親身になってダーツのやり方を教えていると同僚から
「意外に優しいんですね」
「俺たちに教えた時はあんなに優しくなかった」
「英語しゃべれるんだ」
等の評をいただく。どうやら同僚達は私をなめきっているようだ。
ハンさんを入れてゲームを開始するも、スムースに進まない。ハンさんとのコミュニケーション不足ではなく、彼が酩酊しているからだ。酔っぱらいが言うことを聞かず迷惑なのは万国共通。酒は人間関係の潤滑油と言うが、潤滑油も多すぎると滑りすぎて手に負えない。折角ダーツが盛り上がっていたのに、しおしお。とは言え、ハンさんに邪魔だとも言えない小心者揃いである。民間レベルの国際交流は難しい。
酔っぱらいをあやすように1時間程ゲームをしてNOBを退出。
帰宅し、酔ったままで翌日の引っ越し準備。