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いい年齢になって安っぽい服は着たくないが、とは言えちんけな会社に勤めているから、財布に余裕があるわけでもない。金が使えないのならば、知恵と手間とセンスを使うしかないが、センスなどあろうわけもない。そこでアバクロ*1の服をネット通販で個人輸入しようと思い立った。
アバクロは日本に正規輸入されていないが、一部のセレクトショップ、ネット通販などで扱われている。しかし、現地では29ドルのTシャツが6000〜8000円程度と、強気な相場(200〜250円/$)である。円高の今、個人輸入すれば送料を考えても130円/$程度で購入可能だし、本国のサイトにはセール品が存在する。また、個人輸入すれば、デザイン、サイズ、色を選び放題だ。勿論、英語での取引は面倒くさいが、学生時代にはアメリカ、イギリスばかりかフランスのショップからカタログを取り寄せてメールオーダーをしていたのだから、アメリカ相手のネット通販などいかほどのこともない。
と言うわけで、送料を安く浮かせるため、某嬢や弟妹、同僚等に声をかけるも、反応がいいのは女性のみ。ゲイ向けプレミアブランドだからだろう。
皆の注文がまとまり次第、発注をかけよう。