Oosezaki

朝からシュノーケリングの予定だったが、未明より朝方まで大雨。昼前出発に変更して二度寝
11時に某君が迎えに来て南下。とりあえず、腹ごしらえとのことで、「寿み田*1」で味噌煮込みうどん。運動前は炭水化物が良かろう。親子入り一半で1300円也。
食後、獅子浜のダイビングスポットを見学。ここはダイビングショップ「SEA MAN'S*2」のプライベートスポットみたいな感じ。やたら重装備な人達が沢山居るかと思いきや、どうやらテクニカルダイビング(大深度ダイビング?)を売りにしている数少ない店の一つらしい。
更に海沿いに南下し、大瀬崎へ。駐車場代1100円也。
浜に降りると、石を投げたらダイバーに当たり、なおかつ跳ね返って他のダイバーにあたりそうだ。投網でもしたら、佃煮に出来るくらいダイバーが引っかかるだろう。
とりあえず、着替え、シャワー、風呂を確保するため、「大瀬館*3」で施設使用を頼む。一人1000円也。シャワーだけなら300円のところもある。着替えて、ダイバーの少ない隅っこで入水。水温は23℃程度だが、深度が増すと冷たくなるし、海流の関係か、冷水域と温水域が混在している。ラッシュガード+ネオプレーンパンツでもどうにかなるが、少し肌寒い。ダイバー達は皆ウエットスーツドライスーツだ。波打ち際から20m程は細礫の浜で、その先で地形遷急点となり、径1m前後の安山岩亜角礫地帯となる。安山岩角礫地帯を抜けると地形遷緩点となり、粗砂の砂浜に変わる。魚はこの安山岩亜角礫地帯に多い。魚影は濃いものの、地味な(美味しそうな?)魚が多く、魚の種類が単調だ。また、水の透明度はそこそこあるのだが、いつも行くヒリゾ浜よりも緑がかっている。地形も単調なので、シュノーケリングしててもつまらない。しかし、潮の流れがほとんどないため、流される心配なく遊べる。見る物も少ないため、某君はジャックナイフ泳法の練習。横から見ていると足は水上にちゃんと上がっていないし、潜行時に身体がまっすぐになっていないため、大分推進力を無駄にしている。また、無駄に水中でもがいているように見える。一度、潜行から浮上に切り替える際に某君はフィンを岩に挟み、脱げてしまったせいでパニックになりながら浮上していた。もっとゆとりを持って泳げば、酸素消費量も少なく、更にゆとりが出来るのだが、それを求めるのは酷か。
自分でも模範演技がてら10m程度までの間を何本も潜行。深度を増すと冷える。また、ジャックナイフで潜行しても最初の勢いが消える水深3m程度以深は、浮力が大きく、潜行に苦労する。ネオプレーンパンツの浮力もあるのだろうか。1〜2kg程度ウェイトを付けた方が楽なのだろうか。10m程度で出会うダイバーが素潜りの私を見て驚いた顔をするのが心地よい。
1時間程泳いだ時点で某君がギブアップ。水温も低いし、もがいているしで体力を消耗しているのだろう。30分程甲羅干しをするが、曇っており、風も肌寒い。もう一本、30分程泳いで海から上がる。
シャワーを浴び、着替え、風呂にも入る。さすがに施設は整っている。風呂からあがり、大瀬崎全体をパトロール。ショップの数、地理的利便性、施設、波の静かさ、エントリーのしやすさなどから、人気スポットなのは頷けるものの、練習や講習会以外で来たいとはあまり思わない。
大瀬崎を出てから晩飯について協議。運動前は炭水化物、運動後はたんぱく質がベストとの理由によりしゃぶしゃぶ。「銀座ライオン*4」でしゃぶしゃぶ食べ放題、3130円也。食べ放題の肉量で某君にわずかに負けると、彼は鬼の首でも取ったかのように「素潜りでは負けたけど、食事量で勝ったから、今日はこれで1勝1敗で引き分けだ」と喜ぶ。そりゃ、1勝1敗かも知れないけど、まったくの異種競技での1勝と1敗を同列に並べて意味があるのだろうか。よほど素潜りで負けたのが悔しかったのか。