Newer is Better

誤解を恐れずに極論すれば、新しいものは全て良い。
例えば、共産主義と資本主義、地方分権制度と中央集権制度、封建制と民主制、終身雇用制と年俸制個人主義全体主義など、対立する概念がいくつかある。様々な要素が絡んでくるから、これら社会システムのどちらが優れているとも言い切れない。そして、これらシステム運営に最も大きな影響を持つ要素は、運営する人間の意識である。
一つのシステムに安穏とすると、大多数の組織は停滞し、停滞が過ぎると腐敗が始まる。その停滞や腐敗に対して問題意識を持つ人々がそれを是正するために新システムを構築・導入するのだから、新システムは、旧システムよりも優れている道理である。しかし、その新システムもやはり、停滞・腐敗の時が来る。その時は、また変えれば良い。
モチベーションを高く保つためには、常に新しい血を入れ、自発的にシステムを運営する意識を各員が有するのが効果的だ。