Welfare, Care and Erotic book

近所に売り場面積20坪程の書店がある。最近の小規模書店の例に漏れず、その書店の主力商品はエロ本である。エロ本以外の本はただのカモフラージュであり、総売上の9割以上はエロ本が占めているのだろう。専門書を大規模書店に、雑誌をコンビニに奪われているのだからやむを得まい。
その店が変わっているのは、店の一部を福祉・介護用品の販売コーナーにしていることである。オーナーが「これからの時代は福祉と介護だ」とばかりに異業種に参入したのだろうか。社会的(?)な福祉・介護用品と、反社会的(?)なエロ本との融合は珍しい。
普通に考えれば、福祉・介護用品のコアユーザーたる老人達は、エロ本屋に入店しにくいだろうとのデメリットしか想像できないのだが、この融合はいかなるメリットを生じたのだろう。

  1. エロ本屋の長い営業時間に依存することで夜中の急な福祉・介護用品の需要発生に対応が可能
  2. 性欲を解消しにくい障害者達が気楽にエロ本を購入可能

素晴らしい。