Involuntary cowardice

最近、自分に課していることがある。「月に10冊の本(雑誌・漫画を含まず)を読み、10本の映画を見、10回泳ぐ」だ。
自分に何かを課さねば、行動しない怠け者なのだ。
今日は本を二冊読了した。さて、次の本を、と未読本を漁ると薄い本ばかりだ。こないだ買い出しに行った時にノルマを果たすため、無意識のうちに薄い本、読みやすい本ばかりを10冊ほど購入していたのである(無論、大量購入する際は古本屋)。
年度末の多忙の中、有効な方法であるが、本末転倒である。本を読むためにノルマを課しているのであり、ノルマをこなすために本を読んでいるのではない。
自分の無意識な姑息さ(合理性?)に「このチキン野郎!!」と叫びたくなる。
大体、自分をそんな風に甘やかしておきながら、自分同様年度末で多忙な同僚に「映画を見る前に読んどけ」と言って、分厚くて読みにくい『指輪物語(J.R.R.トールキン)』を読ませているし。
しょうがない、すでに買ってしまった後なので、自分を甘やかしておこう。「継続は力」なのだ。